立礼・お悔やみのマナー

立礼・お悔やみのマナー

立礼とは、立ったまま、もしくは立ち上がって礼をすることですが、葬儀の席で「立礼」という言葉を使う場合、告別式でご遺族の方がご会葬者の方へ立ったまま答礼することです。立礼のポイントは以下の通りとなります。

○手は原則として体の脇につけます。男性はズボンの縫い目を目安に両手を体の脇にそろえてつけてよいでしょう。女性は、前で両手をそろえてもかまいません。

●お辞儀をするときは背中が丸くならないように注意して、背筋を伸ばし膝の裏側が伸びるような感じで行いましょう。

●お辞儀をする前に、まずは相手の目を見て、お辞儀のあとにもう一度相手の目に戻るようにしましょう。

●挨拶の言葉は身体を倒しながら言い、言葉が終わってから起こすようにしましょう。 正しい立礼は、された側も心に残るものです。こうした立礼のマナーと併せて、葬儀の席では言葉にもマナーがあります。葬儀の席の言葉遣いには、以下のような点に注意が必要です。

●お通夜やお葬式での言葉遣いには特に気を配りましょう。

●かけがえのない、大切な人をなくした遺族の心中を察した思いやりの心が大切です。

●哀しみをやわらげて、勇気付けられるようにしたいものです。 また、お悔やみの言葉は、できれば簡単にして用件だけをのべるようにしましょう。次にいくつか例を示しておきますので参考にしてみてください。

1. 『この度はまことに思いがけないことで、本当に残念でございます。さぞお力落としのことでございましょう。』
2. お逝去・・ご他界・・思わぬお知らせ・・悲しいお知らせ・・。
3. 手厚い看護をよろこんでおられたことでしょう。
4. ご寿命とはいえまことに残念です。
5. (通夜振舞い等のもてなしに対しては)ご丁寧なおもてなしで恐縮でございます。
6. (故人の遺体との対面をすすめられ場合に断るとき)悲しさが増しますから遠慮させていただきますなどと言い、拒絶的な態度をあらわにしないよう特に注意しましょう。

また、お悔やみの言葉として以下のような言葉は使わないようにしてください。

1. 『かえすがえすも残念』などの重ね言葉
2. 『お気の毒』は皮肉や冷やかしに聞こえることがありますので禁句
3. 『死亡・死去』など死という言葉は禁句
4. 『死因は・・・』なども遺族側から話し出さない限り話題にしないこと
5. 寝たきりの老人が故人の場合には 『これでホッとされた』という言葉は不謹慎な言葉となるので禁句
6. 『天寿をまっとうされ』等は他人が判断すべき言葉ではありませんので禁句